お役立ちコラム
点呼記録簿の書き方を徹底解説|記入事項から保存ルール・運用の注意点まで
点呼記録簿の書き方や必要項目について、不安や疑問を感じている運行管理者や配車担当者は少なくありません。記録の抜けや書き方の誤りがあると、監査対応だけでなく日常の安全管理にも影響が出る可能性があります。
本記事では、点呼記録簿の正しい書き方と必要項目を整理し、実務で押さえるべきポイントを分かりやすく解説します。併せて、手書きやExcel運用で起こりやすい課題と改善の方向性も整理し、自社に合った管理方法を検討できる内容を見ていきましょう。
- 目次
-
- 1. 点呼記録簿とは?
- 1-1. 点呼記録簿をつける目的
- 1-2. 点呼記録簿が重要視される理由
- 1-3. 点呼記録簿を整備すべき事業者
- 2. 点呼記録簿に書くべき必要項目
- 2-1. 基本情報
- 2-2. 運転者の状態
- 2-3. 運行判断
- 2-4. 指示事項
- 3. 点呼の種類ごとの書き方
- 3-1. 乗務前点呼の記入ポイント
- 3-2. 乗務後点呼の記入ポイント
- 3-3. 中間点呼の記入ポイント
- 4. 点呼記録簿を運用する上での注意点
- 4-1. 点呼の実施時刻実施者名運転者名を漏れなく記載する
- 4-2. 酒気帯び確認・健康状態睡眠不足の確認結果を具体的に残す
- 4-3. 指示事項は運行内容に応じて個別に記載する
- 4-4. 営業所ごとに記載基準と確認手順を統一する
- 5. 点呼記録簿の保存期間
- 6. 点呼記録簿の管理方法
- 6-1. 紙で保存する場合の管理方法
- 6-2. Excel(スプレッドシート)で保存する場合の管理方法
- 6-3. システムで保存する場合の管理方法
- 7. 点呼システムで解決できる手書きやExcel運用で起こりやすい課題
- 7-1. 記載漏れが発生しやすい
- 7-2. 点呼業務が属人化しやすい
- 7-3. 営業所ごとに運用ルールが統一されにくい
- 7-4. 監査対応に必要な記録を整理しにくい
- 8. 点呼記録簿は「記載内容」と「運用体制」の整備が重要
点呼記録簿とは?
【引用】国土交通省「点呼記録簿」(https://wwwtb.mlit.go.jp/tohoku/mg/sb/19_tennko.pdf)
点呼記録簿とは、運転者の酒気帯びの有無や健康状態、運行の可否、当日の指示事項などを記録するための書類です。日々の点呼内容を記録として残すことで、安全確認の実施状況を可視化し、事故防止に向けた管理を支える役割を担います。
また、点呼は実施するだけでなく記録として保存することが法令で求められており、記録簿は監査時の確認資料としても扱われます。日常の安全管理と法令遵守の両面から、点呼記録簿は運送事業者にとって欠かせない基礎的な管理書類といえます。
点呼記録簿をつける目的
点呼記録簿をつける目的は、運転者の安全状態を確認した結果を記録として残し、運行の適否を明確にすることにあります。誰がどの運転者に対してどのような確認を行い、どのような判断をしたのかを記録することで、安全管理の実施状況を後から追える状態にします。
点呼は実施するだけでは管理として不十分であり、記録まで行うことで初めて管理が完結します。日々の確認内容を蓄積していくことで、事故の未然防止や再発防止に役立ち、社内での安全意識の向上にもつながります。
さらに、記録簿は監査や社内チェックの際に根拠資料として使用されるため、適切に整備されているかどうかが重要となります。単なる作業記録ではなく、安全管理の証跡として機能する点が大きな役割です。
点呼記録簿が重要視される理由
点呼記録簿が重要視される理由は、法令により点呼の実施と記録保存が義務付けられているためです。記録が未記載であったり内容に不備があったりすると、適切な安全管理が行われていないと判断される可能性があります。
また、点呼記録簿は安全管理の実施状況を示す客観的な資料として扱われます。形式的に記入されているだけでは不十分です。酒気帯びや体調確認の結果などが具体的に記載されているかが重視されます。
さらに、記録内容は日常の運用改善にも活用できます。過去の記録を振り返ることで、問題の傾向や改善点を把握しやすくなり、継続的な安全対策につなげることが可能です。
点呼記録簿を整備すべき事業者
点呼記録簿を整備すべき事業者は、運送事業を行う全ての事業者です。事業規模の大小に関わらず、運転者を使用して運行を行う場合には、点呼の実施と記録の作成・保存が求められます。
運送事業者における点呼記録簿の整備は、運行管理者や配車担当者だけで完結する業務ではありません。安全管理や総務などの管理部門も関わるため、担当者任せにせず、社内全体で運用体制を整える必要があります。
また、複数の営業所や拠点を持つ事業者では、記録方法や運用ルールがばらつきやすくなります。そのため、全体で統一した基準を整備し、どの拠点でも同じレベルで安全管理が行える体制を構築することが求められます。
点呼記録簿に書くべき必要項目
点呼記録簿には、運転者の安全確認と運行判断に関わる情報を漏れなく記載する必要があります。どの項目を記録すべきかを理解していないと、形式だけ整っていても実務や監査で評価されないおそれがあります。
必要項目は大きく、基本情報・運転者の状態・運行判断・指示事項に分けて整理できます。各項目がどのような役割を持つのかを把握し、記録の意味を理解した上で記入することが重要です。
基本情報
基本情報は、点呼の実施状況を特定するための基礎となる項目です。誰が、いつ、誰に対して点呼を行ったのかが分からないと、記録の信頼性や確認資料としての機能が大きく損なわれます。
具体的には以下の項目を記載します。
- 実施日時
- 点呼実施者名
- 運転者名
- 車両番号
- 点呼の実施方法(対面・電話・IT点呼など)
これらの情報を正確に記録することで、後から内容を確認した際にも状況を追えるようになります。読み手が内容を把握できる状態を意識し、漏れや曖昧な記載を防ぐことが重要です。
運転者の状態
運転者の状態は、安全運転が可能かどうかを判断するための重要な項目です。酒気帯びや体調不良を見逃すと、重大な事故につながる恐れがあるため、形式的な確認にとどめず具体的に記録します。
具体的には以下の項目を確認・記録します。
- 酒気帯びの有無(アルコールチェック結果)
- 健康状態(体調不良の有無)
- 疾病・疲労の有無
- 睡眠不足の有無
単に「異常なし」と記載するだけでなく、必要に応じて具体的な状況を補足することが求められます。確認結果はそのまま運行判断に影響するため、内容が伝わる記録を意識することが重要です。
運行判断
運行判断は、確認した内容をもとに運行の可否を決定するための項目です。点呼で得た情報を踏まえ、運転者が安全に業務を遂行できるかどうかを明確に判断し、その結果を記録します。
具体的には以下の項目を記載します。
- 運行の可否(可/不可)
- 判断理由(必要に応じて)
乗務前は運行を開始して良いかどうかの判断が中心となり、乗務後は運行結果の確認が主な役割となります。道路状況や車両の状態なども考慮し、運転者が安全に運行できるかどうかを総合的に判断することが重要です。
判断結果は次の指示事項につながるため、曖昧な記載を避け、誰が見ても理解できる形で残すことが求められます。
指示事項
指示事項は、運転者に対して当日の運行に関する注意点や指示内容を伝えるための項目です。空欄にせず、その日の状況に応じた具体的な内容を記載することが重要です。
具体的には以下のような内容を記載します。
- 天候や道路状況に応じた注意点
- 運行ルートや時間に関する指示
- 安全運転に関する具体的な留意事項
毎回同じ文言を記載するのではなく、当日の条件に応じて内容を変えることが欠かせません。抽象的な表現ではなく、実際の行動につながる具体的な指示に落とし込むことで、記録としての価値が高まります。
また、記録に残すことで後から確認できるため、指示内容が適切だったかを検証する材料にもなります。
点呼の種類ごとの書き方
点呼には乗務前・乗務後・中間など複数の種類があり、それぞれ確認する内容や記録のポイントが異なります。同じ点呼でも目的が異なるため、全て同じ書き方で済ませるのではなく、場面ごとに必要な情報を整理して記載する必要があります。
各点呼の役割を理解した上で記録することで、安全確認の精度が高まり、運行管理の実効性も向上します。点呼記録簿は運輸局の監査でも確認対象となるため、それぞれの違いを踏まえ、適切な記録方法を押さえておきましょう。
乗務前点呼の記入ポイント
乗務前点呼は、運行開始前に安全に出発できるかを確認するための重要な点呼です。運転者の状態と車両の状況を総合的に確認し、問題がないかを判断した上で記録します。
具体的には、酒気帯びの有無や健康状態、日常点検の実施状況などを中心に、運行開始前の最終確認として記録します。乗務前点呼では、その場での確認結果をそのまま反映させることが重要であり、後からまとめて記入するのではなく、実施時点で記録する運用が求められます。
また、異常の有無だけでなく、判断に至った根拠が分かる粒度で残すことも重要です。例えば、体調に問題がない理由や注意点を簡潔に補足することで、後から見返した際にも判断の妥当性を確認しやすくなります。乗務後点呼とは異なり、「出発前の判断記録」である点を意識して記入する必要があります。
乗務後点呼の記入ポイント
乗務後点呼は、当日の運行を終えたあとに、運行中の状況や異常の有無を確認し、その結果を記録するための点呼です。出発前の可否判断を記録する乗務前点呼とは異なり、実際の運行結果を踏まえて、報告事項を整理して残す点に特徴があります。
乗務後の記録では、次回の運行判断や社内共有で見返すことを前提に、内容が追える形でまとめることが重要です。例えば、渋滞による遅延が発生した場合は発生時間帯や影響範囲を簡潔に記録し、車両に違和感があった場合は症状や発生状況を残します。
問題がなかった場合も確認結果が分かるように記載し、異常があった場合は、その後の対応につながる情報を簡潔に残す必要があります。
中間点呼の記入ポイント
中間点呼は、運行の途中で実施し、その時点で安全に運行を継続できるかを確認するための点呼です。乗務前や乗務後と異なり、その場で状況を直接確認できない場合もあるため、運転者からの報告内容をもとに判断することになります。
非対面で実施されることもあるため、確認した内容は短くても誤解のない表現で残すことが重要です。例えば、「13時時点、体調異常なし」「15時30分時点、渋滞により到着遅れ見込み、運行継続に支障なし」のように、確認時点と状況が分かる形で記録しておくと、後から見返した際にも内容を把握しやすくなります。
点呼記録簿を運用する上での注意点
点呼記録簿は正しく記載するだけでなく、運用全体として適切に管理することで初めて意味を持ちます。記載ミスや運用のばらつきがあると、安全管理が適切に行われていないと判断され、運輸局による監査で指導や是正対応を求められる可能性があります。
指導事項に適切に対応しない場合や不備が継続する場合は、行政処分につながるおそれもあるため、日常の運用段階から正確に管理しておくことが重要です。
そのため、記入内容の正確性だけでなく、記録の一貫性や再現性にも注意を払うことが重要です。現場ごとの判断に任せきりにせず、共通の基準をもとに運用することで、安定した管理体制を維持できます。
点呼の実施時刻実施者名運転者名を漏れなく記載する
点呼の実施時刻・実施者名・運転者名は、記録の信頼性を支える基本情報であり、漏れなく記載する必要があります。どの点呼が誰によっていつ行われたのかが分からなければ、記録としての価値が大きく下がります。
特に実施時刻や担当者が不明確な場合、点呼が適切に行われたかどうかを確認できなくなります。監査時にも確認されやすい項目であるため、記載漏れは避けるべきポイントです。
実務上は、点呼の開始時点で基本情報を先に記入するなど、記載漏れを防ぐ工夫が有効です。後から見返した時に誰でも追える記録にするという視点を持つことが重要になります。
酒気帯び確認・健康状態睡眠不足の確認結果を具体的に残す
酒気帯び確認、健康状態、睡眠不足の確認結果は、いずれも運行可否の判断に直結する重要な項目です。特に健康状態や睡眠不足は運転者の申告に依存する要素が大きく、体調不良や睡眠不足があっても軽く申告される、または申告自体がされないケースがあるため、確認が形骸化すると実態と記録が乖離するおそれがあります。
そのため、管理者が口頭で確認した内容をそのまま記録する、または運転者本人に申告内容を入力させた上で管理者が確認するなど、申告の内容と記録が対応する運用を仕組み化することが重要です。例えば、運転者の申告欄と管理者の確認欄を分けておくと、申告していないのか、申告はあったがどう判断したのかを後から区別しやすくなります。
健康状態や睡眠不足は数値だけで判断しにくいため、誰がどの内容を申告し、誰が確認して運行可否を判断したのかが分かる形で残しましょう。申告と確認の流れが記録上も追えるようにしておくことで、申告漏れや記録内容の不透明化を防ぎやすくなります。
指示事項は運行内容に応じて個別に記載する
指示事項を毎回同じ文言で処理していると、点呼が実態に即して行われていたかを記録から確認しにくくなります。運行内容に応じて書き分けられていない記録は、点呼自体が形式的に行われていると受け取られやすくなります。
運行条件は日によって変わるため、指示事項も固定化せず、その日の運行に即した内容で残すことが重要です。個別記載ができていれば、点呼時にどのような点を重視していたのかが見えやすくなり、記録としての説得力も高まります。
営業所ごとに記載基準と確認手順を統一する
点呼記録簿の運用は、営業所や担当者ごとにばらつきが生じやすいため、記載基準と確認手順を統一することが重要です。書き方や判断基準が異なると、同じ内容でも記録の質に差が出てしまいます。
統一したルールを設けることで、誰が記録しても一定の品質を保つことができ、全体としての安全管理の水準を引き上げることにつながります。特に複数拠点を持つ場合は、共通フォーマットや記入基準の整備が不可欠です。
また、記入例や運用ルールを共有することで、現場での判断に迷いが生じにくくなります。監査時にも説明しやすくなるため、日常運用と監査対応の両面でメリットがあります。
点呼記録簿の保存期間
点呼記録簿は、法令により一定期間の保存が義務付けられており、貨物自動車運送事業では原則として1年間の保存が必要です。保存期間を正しく理解していないと、必要な記録を廃棄してしまい、監査や指導の対象となるおそれがあります。
保存期間は、記録を作成した日を起点としてカウントされます。例えば、日々の点呼記録は、その記録を作成した日から1年間保管する必要があり、まとめて一括で管理するのではなく、個々の記録ごとに期間を意識することが重要です。
また、単に保管しているだけでは不十分で、必要な時にすぐ提示できる状態で管理することが求められます。「記録が見つからない」「整理されていない」といった状態は管理不備と判断される可能性があるため、検索性や整理方法まで含めて運用する必要があります。
点呼記録簿の管理方法
点呼記録簿の管理方法には複数の手段があり、運用体制や業務量に応じて適した方法を選ぶ必要があります。どの方法を採用するかによって、記録のしやすさや管理効率、監査対応の負担が大きく変わります。
管理で使われる主なツールは、紙・Excel(スプレッドシート)・システムの3つに分けられます。それぞれに特徴があるため、自社の規模や運用状況に合わせて比較しながら検討することが重要です。
紙で保存する場合の管理方法
紙での管理は、特別な設備を必要とせず、すぐに導入できる方法です。現場で直接記入できるため、日々の運用に取り入れやすく、シンプルに運用できる点が特徴です。
一般的には、営業所ごとに点呼記録簿をファイリングし、日付順に整理して保管します。日々の記録を積み重ねていくことで、過去の履歴を追いやすい状態を維持できます。
一方で、紙は検索や集計がしにくく、保管スペースの確保も必要になります。記録量が増えるほど管理負担が大きくなるため、規模や業務量に応じて運用方法を見直すことが重要です。
Excel(スプレッドシート)で保存する場合の管理方法
Excelでの管理は、点呼記録をデータとして扱える点が特徴です。紙と比べて検索や並び替えが容易になり、必要な情報を素早く確認できるようになります。
運用としては、点呼記録用のフォーマットを作成し、日々の点呼内容を入力していきます。データとして蓄積されるため、期間ごとの集計や傾向の把握にも活用しやすくなります。
ただし、入力漏れやフォーマットのばらつきが発生しやすく、管理が属人化しやすい点には注意が必要です。ファイル管理や更新ルールを明確にし、運用ルールを整備することが重要になります。
システムで保存する場合の管理方法
システムでの管理は、点呼記録の入力から保存、検索までを一元的に行える方法です。記録の形式を統一しやすく、複数拠点でも同じルールで運用できる点が大きな特徴です。
入力項目があらかじめ設定されているため、記載漏れを防ぎやすく、記録の品質を一定に保ちやすくなります。また、必要な情報をすぐに検索・確認できるため、監査対応の効率も向上します。
さらに、データをリアルタイムで共有できるため、全体の運行状況や安全管理の状況を把握しやすくなります。管理負担の軽減と運用の安定化を図る手段として、有効な選択肢といえます。
点呼システムで解決できる手書きやExcel運用で起こりやすい課題
手書きやExcelによる点呼記録は導入しやすい一方で、運用を続ける中でさまざまな課題が生じやすくなります。記録の正確性や管理のしやすさに限界があり、業務負担やリスクの増加につながる場合があります。
手書きやExcel管理で起こる課題は、運用方法そのものに起因するケースが多く、現場の工夫だけでは解決が難しいこともあります。
記載漏れが発生しやすい
手書きやExcelでの点呼記録は、入力漏れが発生しやすいという課題があります。必須項目であっても記入忘れが起こりやすく、後から気付いても正確に補完できないケースも少なくありません。
特に業務が立て込んでいる現場では、確認はしていても記録が抜けてしまうといった状況が発生しやすくなります。記載漏れは、監査時の指摘や安全管理上のリスクにつながります。
そのため、仕組みで漏れを防ぐ対策が重要になります。人の注意だけに依存しない運用に切り替えることが求められます。
点呼業務が属人化しやすい
点呼業務は管理担当者ごとに判断や記載の仕方が異なりやすく、属人化しやすい傾向があります。経験のある担当者に依存する運用になると、後身への引き継ぎや教育が難しくなります。
同じ項目であっても記載内容に差が出ることで、記録の品質が一定にならず、管理側での確認負担も増加します。ルールがあっても、運用レベルでばらつきが生じる点が課題です。
属人化を防ぐには、記録方法や判断基準を標準化する必要があります。個人の経験に依存しない仕組みを整えることで、安定した運用につなげることができます。
営業所ごとに運用ルールが統一されにくい
営業所や拠点ごとに点呼記録の運用ルールが異なると、全体の管理が難しくなります。同じ項目でも記載方法が異なることで、横断的な比較や確認がしづらくなります。
拠点ごとに独自のルールが定着してしまうと、本社での一元管理や監査対応に支障が出る可能性もあります。特に拠点数が増えるほど、記録方法や記載基準のばらつきは、顕在化しやすくなります。
そのため、全拠点で共通のフォーマットや基準を採用することが重要です。どこでも同じルールで、同じ粒度・品質で記録できる環境を整えることで、管理の効率化と精度向上につながります。
監査対応に必要な記録を整理しにくい
監査対応では、必要な記録を迅速に提示できる状態が求められます。しかし、紙やExcelでの管理では、対象の記録を探すのに時間がかかり、対応が遅れるケースがあります。
記録の保管場所が分散していたり、整理が不十分であったりすると、必要な情報をすぐに取り出せません。また、記録漏れや保管ミスが発覚するリスクも高まります。
監査対応の負担軽減には、日常的に整理しやすい運用を行うことが欠かせません。検索性や管理のしやすさを意識した仕組みを整えることが重要です。
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コスト削減・業務効率化
フリートマネジメントとは?車両管理を効率化するサービスと導入メリット
社用車・作業車の管理を任されているものの、車検・点検や保険更新の期限対応に追われ、運行実態やコストのムダまで把握しきれないという企業は少なくありません。拠点や担当者ごとにExcelや紙の台帳が混在して情報が分散すると、属人化や対応漏れ、判断の遅れにもつながります。 <br></br> フリートマネジメントシステムは、企業の車両運用における効率化・安全性・コスト削減を同時に進める重要な手段です。 <br></br> 本記事では、フリートマネジメントの基本から、管理すべき項目、主要機能、導入メリット・デメリット、選定時の注意点まで詳しく解説します。車両管理に関する悩みを抱える経営者・管理部門・総務担当者や安全運転管理者に役立つ情報をまとめました。
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2025.12.03
コスト削減・業務効率化
配送ルート最適化で何が変わる?データ活用で進む物流DXの効果
物流現場では、ドライバー不足や燃料費の高騰、短納期化など多くの課題が重なり、従来の経験や勘に頼ったルート設計では限界が見え始めています。配送効率を高めながらコストや労務負担を抑えるためには、データに基づく配送ルート最適化の考え方が欠かせません。 本記事では、荷主企業の物流担当者や生産管理担当者、商社の調達担当者などに向けて、配送ルート最適化の仕組みや背景、導入による効果、具体的な実践方法をお伝えします。AIやクラウドを活用した仕組みを理解することで、業務の再現性と生産性を高められます。
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2025.10.29
コスト削減・業務効率化
運転日報の保存期間とは?法的基準から効率的な管理法、システム導入まで徹底解説
運送業や旅客業、または一定以上の営業車を保有している企業などは、運転日報の作成が法律で義務付けられています。さらに、作成するだけでなく、一定期間保存する必要があります。運転日報の作成や保存を怠ると、最悪の場合罰則につながるため法的な要件について正しく理解することが重要です。 この記事では、運転日報の保存期間や運用のポイントについて解説します。運転日報の業務への活かし方や電子化によるメリットについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
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2025.10.29
コスト削減・業務効率化
安全運転管理者は本当に必要ない?制度概要や効果的な活用法まで徹底解説
自動車を使用する企業において、安全運転管理者の選任は必要ないのではないかと考える担当者も多いのではないでしょうか。安全運転管理者の選任は、事故を防止して従業員の安全を守るために、道路交通法施行規則にて規定されています。安全運転管理者を設置する企業は、従業員の安全を守り、企業としての社会的責任を果たすために、適切に管理者を選任することが欠かせません。 本記事では、一定台数以上の自動車を使用する企業の担当者に向けて、効果的に安全運転管理者を選任するために、選任の必要性や基準、注意点などを詳しく解説します。
防犯・紛失対策に関する記事
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2026.03.10
製品・機能の活用術
LPS-02とは?貼るだけで使えるシール型Bluetoothトラッカーで資産・配送管理をスマート化
貨物追跡や資産・備品管理、リースした機器や備品の回収業務では、「今どこにあるのか分からない」「確認に手間がかかる」などの課題が発生しがちです。こうした課題を低コストで解決できる手段として、Bluetoothトラッカーが注目されています。 本記事では、TTS株式会社のBluetoothトラッカー「LPS-02」の特長を解説します。また、GPSトラッカーやAirTagとの違い、Bluetoothトラッカーの活用シーンやLPS-02の活用事例なども紹介しますので、Bluetoothトラッカーの導入をご検討されている人はぜひご参考下さい。
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2026.03.10
製品・機能の活用術
GPSトラッカーとBluetoothトラッカーの違いとは?位置測位の仕組みと最適な使い分け
円滑に資産の管理業務を行うために、GPSトラッカーとBluetoothトラッカーの違いや使い分けについて理解したいという担当者も多いのではないでしょうか。それぞれの違いを理解した上で、業務内容や予算などを考慮して適切に使い分けることが重要です。 本記事では、実証データ結果を交えて特徴の違いや活用シーン別の使い分けなどについて詳しく解説します。
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2025.12.03
防犯・紛失対策
建設現場での重機盗難を防ぐ!物理ロック・カメラ・GPS追跡まで徹底解説
建設・土木の現場では、重機が盗まれれば即座に損失と工期遅延につながります。特に油圧ショベルなどの中小型重機は、短時間でも搬出されやすく、夜間や無人時間帯はリスクが高まります。 本記事では、重機を所有・運用する土木・建設会社や重機レンタル会社の担当者・経営者に向け、現場で本当に役立つ盗難対策の全体像を整理します。盗難防止では、「物理的な防犯」「監視」「検知・追跡」の3段構えが重要であり、各対策を組み合わせて多層的に備えることが被害を防ぐ鍵となります。
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2025.10.29
防犯・紛失対策
【トレーラー盗難防止の最新対策まとめ】物理ロック×GPS追跡まで徹底解説
結論として、トレーラー盗難の実務対策は複合的に進めることが重要です。「物理ロックの多層化」「保管環境の整備」「ICTによる検知・追跡」を同時に実装することで、防犯性は段違いに高まります。 盗難が発生すると稼働が止まり、配車計画の乱れが工期や納期へ波及しかねません。代替トレーラーの手配や再配車で費用や膨らみ、事務負担も増えるリスクがあります。 本記事では、トレーラー盗難の被害の傾向と、多発しやすい環境を確認しましょう。併せて、効果的な物理的なロックとICT・IoTを活用した盗難対策についても解説します。